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青森県小児科医会

会長名 差波 司
郵便番号 〒030-0801
住所 青森県青森市新町2丁目1-8 AMC新町ビル3階 青森県医師協同組合内
TEL 017-757-8778
FAX 017-757-8779
サイトURL WEBサイト
ご挨拶 平成26年7月、工藤協志前会長の後任として青森県小児科医会会長に就任いたしました。
 青森県小児科医会は昭和58年発足後、30年以上にわたり主に青森県の小児医療を充実させるために、さまざまな活動をしてまいりました。青森県内の小児科開業医、病院勤務医、弘前大学教官など、子どもの医療、医学に係わる多くの小児科医が参加しております。
  皆さんご承知のように、青森県は全国一の短命県であります。いろいろ対策がなされてきましたが、なかなか最下位から抜け出すことができません。その理由を分析してゆくと短命県返上のためには、大人になってからではすでに手遅れに近く、小児期から取り組んでゆかなければならない問題がいくつもあるということがわかってきました。
 青森県の小、中学生の肥満率はほぼ全学年で、全国トップクラスです。食生活と、運動不足が原因と考えられています。これが成人の糖尿病、高血圧、心臓血管病、脳卒中などへとつながり、高い成人病死亡率の原因になっていると考えられます。

 青森県は男女ともに喫煙率が極めて高い県です。これも大人になってから禁煙の指導をしても、なかなか効果が上がらず子どものころから禁煙指導を始めるべきといわれております。 そのほかにも短命県の“芽"になりうるものとして、経済的貧困家庭の増加、心の問題を抱えた子どもの増加、小児虐待の増加、高い新生児死亡率などがあります。 これらは我々小児科医が改善に係ることができる領域と思われます。こどもは人類の未来そのものであります。子どもの健全な育成を促進することにより、その未来づくりをサポートする小児科医は、未来を最も信じている医者ということになります。 子どもの医療に携わっているのは小児科医だけではなく、外科、整形外科、耳鼻科、皮膚科、眼科、精神科、歯科など多くの科にわたります。そのような医者とのスムーズな連携を取り持つ役目も小児科医の仕事だと思います。 また、子どもの療育に関しては、看護師、保健師、保育士はじめ子育て支援をされている多くの職種の方々、行政、教育機関などとも風通しを良くして、小児科医が中心的な役割を担ってゆくべきと考えております。
 青森県は自然の豊かさ、食材の豊富さ、人の心の優しさなど子育てには大変良い環境が備わっていると思います。 若い人達が青森県で子育てができるようにみんなで知恵を絞っていきたいと思います。 体も心も強くたくましい子どもを育むために青森県小児科医会では今までに挙げていた重点項目を含めて、以下の実現を目指して活動してゆきたいと考えております。
 ご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
 
1.小児医療費の公的補助の拡大
 県内すべての自治体で、少なくとも就学前、さらに12歳までの医療費に公的補助を進める
2.予防接種
 自治体、郡市医師会とも協力し接種率の向上を図る
 事故のない安全な予防接種の推進
 予防接種の広域化をさらに進める
 まだ自費で受けているワクチン、おたふくかぜ、B型肝炎、ロタウイルスなどの公的助成を求めてゆく
3.乳幼児健診の内容の充実を図る
 5歳児健診の普及にも協力する
4.周産期、新生児医療への協力
5.各地、各職域で行う子育て支援事業に協力する
6.幼稚園、保育園連合会との情報交換を密にし、子どもの健全な発育を目指す
7.教育委員会、養護教諭などとの連携を強化し、学校医としての活動を活発化させる
 特に食物アレルギー、不登校などの心の問題
8.虐待児ゼロ、いじめゼロを目指す
9.小児救急医療体制の維持と今後の方向性を検討する

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